新宿しろくまカウンセリングの利用を検討されている方から、カウンセラーと医師の違いに関するご質問をいただくことがよくあります。
例えば、以下のようなご質問です。
- 「クリニックとカウンセリングルームは何が違いますか?」
- 「カウンセリングでは、診断をしてもらえますか?」
- 「診察とカウンセリングの違いは何ですか?」
- 「カウンセリングでは、健康保険は適用になりますか?」
上記のようなご質問に回答するため、カウンセラーと医師の違いについて、ご紹介したいと思います。
カウンセラーは、心のお悩みについてじっくりと相談をする人
医師(医者)は、現在の症状をもとに、病気の診断、薬の処方をする人
カウンセラーは、1時間程度の時間をとり、クライエントの心のお悩みをじっくりと聞きます。
カウンセリングのなかで、心理士としての見立てや提案を伝えることはありますが、診断や投薬をすることはありません。カウンセラーがお悩みごとを解決するというよりも、カウンセラーとクライエントが一緒になって、お悩みに取り組んでいくイメージです。
一方、医師は、患者の現在の状況や症状を、診察のなかでヒアリングをし、診断をしたり、薬の処方を行います。医師がカウンセリングをすることは、ほとんどなく、基本的には、現在の症状にフォーカスをして、診断・薬の処方を行います。
詳しく以下に、まとめましたので、ご参考にされてください。
カウンセラー
代表的な資格
臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラー等
役割
・心のお悩みについて、相談にのること(=カウンセリングの実施)
・心理検査を実施すること
特徴
・カウンセリングは、30分~90分と、診察に比べると長い
・健康保険が適用にならない
・業務独占資格ではないため、資格がなくてもカウンセリングの業務が行える
・診断、薬の処方は行わない
・日常のお困りごとについて、薬以外のアプローチを一緒に考える
どんなときに利用するとよいか
・薬を処方するほどではないが、心の相談にのってほしいとき
・精神科や心療内科だと、相談のハードルが高く感じるとき
・医師にカウンセリングを勧められたとき
医師
資格
医師(精神科医、心療内科医)
役割
・病気の診断し、薬の処方をすること(=診察の実施)
特徴
・診察は、5分~15分と、カウンセリングに比べると短い
・健康保険が適用となる
・診察は医師から質問をする形式で進められる
・医師がカウンセリングを行うことは、ほとんどない
どんなときに利用するとよいか
・診断書がほしいとき
・薬の処方がしてほしいとき
カウンセラーに相談した方がよいか、医師に相談した方がよいか、判断に迷ったら、利用しやすい方を
病院やクリニックに行く方がよいか、カウンセリングを受ける方がよいのかというのは、利用したことがない方にとっては、判断がつきにくいものです。
判断ができない場合は、ご自身が利用しやすいものを、まずは利用してみてください。特に、心身に不調が出ている場合、早めに利用いただくことによって、重症化を防げます。
実際に、新宿しろくまカウンセリングにお越しいただく方のなかでも、病院やクリニックを受診したほうがよい方については、受診をおすすめしております。
また、「病院やクリニックで、カウンセリングを勧められました」という方も、よくいらっしゃいます。
新宿しろくまカウンセリングでは、カウンセリングを行っております
新宿しろくまカウンセリングでは、カウンセリングのお申込みを承っております。
ほとんどのクライアント様が、カウンセリングが初めての方で、お仕事のこと、自身の性格や今後のこと、家族のこと等、幅広いお悩みを承っております。
ご希望がございましたら、以下のフォームにて、お申込みください。