休職の期間について解説をします

適応障害で仕事を休職されている方から、「休職期間は、平均するとどれくらいになりますか」と、質問をうけることがよくあります。
休職の期間は、主治医の判断により、その都度伸ばしていくものなので、先の見通しが立たないと不安になってしまうことと思います。

このコラムでは、休職をしてから復職をするまでの期間について、心理カウンセラーの視点で解説をしつつ、復職の際にぜひ知っておいてほしい考え方を解説したいと思います。

休職の期間はどのくらい?

「休職期間は、平均するとどれくらいになりますか」の質問については、結論を言うと、「多くの方が、3か月~1年の幅におさまる」という回答になります。

よく聞かれる質問であるものの、カウンセラーとしては、非常に答えづらい質問でもあります。
適応障害の場合、また多くの精神障害についても言えますが、休職期間は個別性が高く、一概に言えない部分が多くあるからです。
どのくらいの期間、辛い環境に身を置かれてきたのか、その人の性格、周囲のサポートがあるかどうかにもよって大きく異なってきます。
3か月から1年という期間を、目安にしていただくと良いと思う一方で、あくまで目安としてとどめておいていただきたいとも思います。

休職期間は、「早く復帰すること」よりも「再度休職しないこと」を中心に考える

大事なことは、休職期間の目安を守って復職することではありません。
休職をされている方ご自身が、休職期間で、自身の気持ちや考えに気が付き、理解を深め、どうしたら再度休職しないかについて、しっかりと考え、想いを巡らせることが最も重要です。
ある程度、休職期間が、長期になることを念頭において、「早く復帰すること」よりも、「再度休職しないこと」を一番に考えるようにしましょう。

休職中の過ごし方については、こちらのコラムにて解説していますので、ぜひご覧ください。

新宿しろくまカウンセリングでは、適応障害で休職中の方の心理カウンセリングを承っております

東京 新宿駅徒歩5分の新宿しろくまカウンセリングでは、心理カウンセリングのお申込みを受け付けています。
休職の原因や自分の性格について向き合うのは、一人ではなかなか難しいものだと思います。
専門家であるカウンセラーと一緒に、過去のことや職場でのことを振り返りながら、今の自分の性格を知り、今後につなげていけるよう、考えていければと思います。

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